習慣の断捨離② 悩む時間の断捨離
引き続き、『減らす技術』を読んで、なるほどなと思ったことです。
「必要なもの」と「欲しいもの」は違うということ、「欲しいもの」は「必要」ではない可能性があり、「ただ欲しいだけ」の場合があるという指摘です。
「必要なもの」しか買わなくなったら、なんだか現実的なものばかりで「欲しいものリスト」が殺風景になってしまう気もするし、使わないものがなくなってシンプルに暮らせる気もしています。
いずれにせよ、最近感じているのは買い物はやはり勢いが大事だということ。
それに悩んでいる時間がもったいないとも思ってきました。慎重になることは大事だと思うんですけど、それは買い物に行く前までの話で、買い物に行ってしまったら思い切りが大事だと思っています。つまり、断捨離したのは「買い物中に悩む時間」です。
とはいえ私はどちらかというかなり悩むタイプでした・・・洋服だったら絶対に試着をするし、何度も手にとってあれこれ考えるし、店員さんのプレッシャーにも負けずに悩み続けて、一緒に買い物に行った相手に呆れられるタイプでした(笑)
そうなってしまっていたのは、本当に今必要なものなのかわかっていなかったからなのかなと思います。買うべきなのか判断する基準が明確じゃないから悩んでしまうのかなと。だって、本当に「必要」なものなら悩まないですよね。もちろん、本当にそれでいいのか…という悩みはあると思いますが、悩める時間にも限りがあるので諦めがつきますよね。
最近は買い物に行く前に本当に買いたいものをリストアップしていくようになり、買い物中に悩む時間が随分減りました。買い物も狙いを定めてシンプルになって疲れなくなりましたし、いいことばかりです。
それに、だいたい素敵なものはすぐに売り切れてしまったりするので「もう少し悩んで、また後で来よう」と思っても、次に行った時にはもう売り切れてるなんてことはよくありますよね。こういう意味でも買い物は勢いが大事だと思っています。
でもそんな効率的な買い物じゃなくて、ただぶらぶらとウィンドーショッピングしたい時もありますよね。登山用品店に行く時なんかは私はいつもそうです・・・笑。でもそういう時も、本当に買いたいものが明確になっていれば、思わぬ出会いであったとしても買おうってすぐ判断できますよね。しかも意外と、いいモノとの出会いって必死に探している時より、こうしたふとした瞬間に出会えるものだったりしますよね。
ということで、事前に買い物リストを作っておくことはかなり有効ですというお話でした。
『減らす技術』では「30日リスト」の作成を勧めています。
何か買いたいと思ったときは、まずリストに書こう。その日の日付けも忘れずに。そして、リストの日付けから30日経過するまでは絶対に買わない。その頃になれば 、欲望は消えてしまっている可能性が高い。買い物の衝動をコントロ ールするには、非常に有効な方法だ。
これは試してないけど、たしかに有効な方法かもしれませんね。
今欲しいのは俄然iPadですね〜必要なものか?と言われると怪しいですが・・・30日以上というかもう何年も欲しいものリストに入っていたりします・・・ってことは買ってもいいのかな(笑)